次は、0 の関係性の考察です。
各関係性をもう少し掘り下げよう。
一般的な運用として想像しよう。以下は、容易に想像できる。
各要素間の関係を個別にみていこう
社員と辞令の関係性:
社員ひとりを登録する。社員が存在しても、辞令は存在しない。
辞令は社員ひとりずつに発行される。
組織と辞令の関係性:
組織データをひとつ登録する。組織が存在しても、辞令は存在しない。
ひとつの組織に所属するために、辞令が発行される。
片方の要素にひとつのレコードがあったときに、もう片方の要素にレコードが
存在しない場合があるか?
存在しなくてもよいか?
を整理して、0 を決めればよかったな。
関係性を今一度整理しよう。
社員:
社員は、任意のタイミングで存在する。
社員は、複数の辞令をもつ
組織:
組織は、任意のタイミングで存在する。
組織は、複数の辞令をもつ
辞令:
辞令は、社員と組織が存在しなければ、存在できない。
切り口をかえると、辞令が存在する前に、社員、組織が存在している必要がある。
辞令がひとつ存在すると、社員は、ひとり存在する。
辞令がひとつ存在すると、組織は、ひとつ存在する。